診療科案内・・・がん、神経筋疾患、重症心身障害、呼吸器など質の高い診療機能を備えた診療科

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当科は日本呼吸器学会認定施設で、指導医、専門医を中心として、診療に当たっております。対象となる疾患は、以前から診療しています結核やじん肺などの職業性肺疾患、さらに肺炎、胸膜炎などの肺感染症、肺がん、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患などで、急性、慢性を問わず多岐にわたる肺の病気を対象に診療を行っています。肺がんは化学療法、放射線療法を中心とした集学的治療を行っています。年々増加しているアレルギー性疾患の代表である気管支喘息はガイドラインに基づく治療を行っています。また、気管支喘息の治療の一種として、気管支サーモプラスティを用いた温熱療法も行っています。喫煙が原因の慢性閉塞性肺疾患は、進行すると呼吸不全をきたす可能性がありますが、当科では在宅酸素療法を行い、非侵襲的陽圧補助呼吸(NPPV)も積極的に導入しています。またこのような疾患では生活指導、呼吸器リハビリなども大切です。当科では、看護、リハビリ、栄養部門とも密接に連携を取り包括的な治療を行っています。

主な疾患・診療内容

●肺結核

2週間以上続く咳と痰があり、胸部X線写真にて発見されることが多く、検査は胸部CT、血液検査、喀痰検査などを行います。喀痰検査にて結核菌が確認されると肺結核の確定診断となりますが、この時、集団感染防止のため入院治療が必要となります。
結核菌が出ていないときは当科外来でも投薬が可能です。また、非結核性抗酸菌症(結核菌ではないが、結核菌と同属の菌種)も気管支拡張症などとの合併がみられ、入院の必要はありませんが、抗結核剤による治療をすることがあります。

●睡眠時無呼吸症候群  

睡眠時無呼吸症候群についても専門的な医療を行っています。簡易な検査の結果、呼吸の疑いがある方については、一泊入院で専門的な検査(ポリソムノグラフィー)を行い、診断が確定すれば、睡眠中は持続的陽圧呼吸(CPAP)を行います。